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理事長・病院長 ご挨拶

理事長・病院長
西川 梅雄

令和6年4月1日

1月1日に能登半島地震が発生しました。 犠牲になられた皆様のご冥福をお祈りすると共に被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。 また一刻も早い復興を祈念致します。

IHI播磨病院のホームページをご覧頂きありがとうございます。

百周年記念で植樹した「しだれ梅」の花が2月末に満開になりました(写真①)。 3月になっても寒い日が続いたり雪が降ったりして昨年より寒い春です。 桜の開花もちょっと遅くなりました。

4月から「医師の働き方改革」が始まりました。 当院では医師の時間外や休日労働時間が年間960時間(月最大100時間未満、平均80時間)以内なので「A水準」ということになります。 主たる勤務病院以外の病院でも勤務している医師(所謂外勤)の場合はその外勤時間も加算されますので注意が必要です。

当院はまた労働基準監督署から「宿日直許可」を受けています。 従いまして大学その他の病院から宿日直に来て頂いている先生方には、勤務時間として加算されません。 そのおかげだけとは言いませんが、4月から神戸大学と島根大学からの宿日直応援がそれぞれ月1日増やして頂けました。ありがたいことです。

新型コロナ禍が今年で約4年間続き大変な目に遭いました。 病院職員も新型コロナウイルスに感染された方がいますが、幸い軽症までで後遺症もなく回復されています。

新型コロナ禍でもよかったことがいくつかあります。 会議や学会の「リモート化」や「オンデマンド」化が進んだことは誰もが認める「大変便利になったこと」でしょう。 病院の会議や学習発表会だけでなく国内・外の学会もリモート開催可能になりました。 私が座長で関係者と共に神戸市内の兵庫県医師会館に居て、演者は同会館や姫路や海外(米国ボストン)から発表し、聴衆は同会館や県内各医療施設やスマホでも参加でき、質疑応答もスムーズに行えるという経験を何回かしました。 日本国内はもちろん海外とも同時に会合ができるようになりました。

もう一つ、新型コロナ禍のおかげで分かったことがあります。 「人の真価」です。A friend in need is a friend indeed.は中学で英語を習い始めたときに覚えた諺(ことわざ)です。 色々解釈はあろうかと思います。 一般には「まさかの時の友は真の友」と訳されています。 Friendをstaff, nurse, doctor, personなどと置き換えても良いと思います。 百年に一度の災難に対して「怖い」と思いながらも同じ方向を向いて頑張って頂いた職員の皆様を尊敬し、感謝致します。

ところで今年の大相撲春場所では若い力士が大活躍しました。 新入幕の尊富士(たけるふじ)が優勝しました。 初土俵から10場所目の優勝は110年ぶりです。 出世が早すぎて大銀杏(おおいちょう)が結えない力士の優勝は初だそうです。 前日の取り組みで右足部靱帯損傷しながら千秋楽に出場、自力で優勝を勝ち取りました。 若い人たちが頑張って実績を挙げるということは素晴らしいことだと思います。

(ちなみに110年と言えば当院はあと3年で開設110周年になります。)

ご存じのように昨年10月から「敷地内院外薬局」が開業しました。 当初2,3か月は待ち時間が長いとの苦情を患者さんから直接頂きましたが、次第に落ち着いてきた感じです。 当院で発行した処方箋の多くが敷地内薬局でお世話になっているようです。

一方薬局に併設のコンビニ(売店)の方は色々努力されたようですが、「不採算」ということで残念ながら3月末閉店しました。

今後とも相生市を中心とする西播磨地域の皆様の健康を護るべく努力して参ります。 ご指導ご鞭撻そしてご協力を賜りますようお願いします。

最後に皆様のご健康とご多幸そして益々のご発展を祈念申しあげます。

合掌。


写真① 百周年記念しだれ梅。3月1日(金)撮影。

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